犬ターネット

Archive : 2024年11月

現在の機材&いいギターの音って何

ギターを手にしてから30年以上。いろいろな機材を経て、最近は以下に落ち着いた。

ギター

Electrical Guitar Company TT2

Electrical Guitar Company : TT2

見た目は好きだけど音は好きではない。フロントピックアップは低音が強くてこもるし、リアピックアップは中高域が出すぎてバランスが悪い。曲中でピックアップを切り替えるたびに「うーん」と首をかしげている。

エフェクター

エフェクター類

One Control : Distro Shiny Silver (パワーサプライ)
One Control : Minimal Series Tuner TUNE POWERED BY KORG (チューナー)
Fender : FULL MOON DISTORTION (ディストーション)
electro-harmonix : GREEN RUSSIAN BIG MUFF Pi (ファズ)
MXR : Carbon Copy Analog Deley (ディレイ)

ディレイ以外は入れ替えが多い。ディストーションはかゆいところに手が届くので重宝しているけれどクセがなく面白みはない。ファズはうるさい音を出すために使っているだけで特に思い入れはない。エフェクターを踏むたびに「うーん」と妥協している。

ギターアンプ

One Control BJF-S100 と TT-2

One Control : BJF-S100 (ギターアンプヘッド)

ライブハウスやスタジオのギターアンプの個体差やセッティングに悩まないよう、面倒だけどアンプヘッドを持ち込んでいる。このアンプヘッドのいいところはリュックで持ち運べるところ。それ以外に特筆すべきところはない。とんがった音を作れるわけでもないし。ただ、どの現場に行っても60~70%の音を出せるくらいには安定したから「うーん」と諦めながら使っている。

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いろいろな機材を試しているけれど、正直なところ「いいギターの音」のゴールが見えない。中域が重要!歪ませすぎない!みたいなセオリーはあるかもしれないけれど、それが全てじゃねえよなあ~と思う。

好きなギタリストはたくさんいて(ヴァイ、ヌーノ、フュージンスキー、アルビニ、マシュースティーブンス、ロバートフリップ、ティムクリステンセン、イマサなどなど)挙げればキリがないんだけど、みんな出音はまったく違うわけで。たまに Youtube の動画をみて、綺麗な音だなあ、分離がいい歪みだなあ、くらいは思うけれど、それを真似たとて自分の音になるはずもなく。

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とまあ、30年以上うーんうーんうーんと悩んでひとまず辿り着いた結論が「大切なのはプレイスタイル。音はただの要素のひとつ」ということ。「このフレーズでこのコードでこの音、絶対にヴァイだな」って感じで、一聴して誰がプレイしているかわかることが、かっこいい演奏家の条件だと思う。アルビニのギターの音なんて耳障りなだけで何やってるかわからないのにあんなにかっこいいのは、あのプレイスタイルだからこそ。

自分もいつか「あいつのギター、聴いたらすぐわかるよね」って言われるようになりたい。クセのあるギター弾きになれるよう、ワンカップを呑んで精進します(kumagusu の精進を聴きながら)。


ハーフマラソン

地元のハーフマラソン大会に参加した。

SUMAC T-shirt

マラソンをするときは必ずバンドTシャツを着る。今回も大好きなスーマックのTシャツで参加。

スタート時点での気温は少し高めの20度だけど曇りで日差しもなくまあまあのコンディション。と思いきや、スタートして5キロを過ぎたあたりで雲が消えて快晴に。ゴールしてから知ったんだけど26度まで上がったらしい。11月なのに夏日じゃん。

Tシャツの下に長袖ウェアを着ていたんだけど冬でもいけるタイプのものだったからメチャクチャ暑い、、、でも途中で脱ぎ捨てるわけにもいかずそのまま頑張るけれど暑すぎる、、、

給水所のたびに水をガブ飲みして対処したけれどやはりバテて、17キロ当たりで両足のふくらはぎあたりが攣ってしまいかなりのペースダウン。

ハーフマラソン結果。2時間切れず

なんとか完走はできたものの、今年も2時間を切ることができなかった、、、、くやしい、、、

ぎょうざの満州

でも切り替えていこう!いったん自宅に帰ってシャワーを浴び、駅前のぎょうざの満州に吸い込まれて一人で打ち上げ。おつかれさまでした。明日は仕事。


日帰り北海道旅行

妻が推しグループのコンサートチケットを2枚ゲットしたんだけど、場所が札幌ドーム。翌日は仕事。娘の学校もある。

さてどうしよう、、、と家族会議を行った結果、妻と娘がコンサートに参加、俺は付き添いで行くことになった。北海道に日帰りで、、、

出発

朝9時に家を出発。駅に着いたら電車が止まっていた。おい人!線路に立ち入るな!

踵を返し、タクシーを捕まえて、電車の乗り入れが多い駅まで移動。日ごろから30分前行動を心がけているのがここで活きた。俺えらい、かっこいい、でっかい白い犬。

なんやかんやと乗り継いで14時に新千歳空港に到着。そこから直通バスで札幌ドームに向かうのだけど、飛行機に同乗していた客の9割が同じ目的のためちんたらしていたらバスに乗れない可能性が高い。飛行機を降りたらとにかくバス停を目指さねば。

軽装なのが幸いしてかなり早くバス停に到着するもすでに50人くらい並んでいる。えー。タクシー乗り場に目をやるとこちらも長蛇の列。うえー。とりあえずバスの列に並ぶ。

バスを1本見送り、次のバスが到着して乗車しようとすると誘導整理のおっちゃんに「このバス満席だからあんたらは次のバスね」と止められた。え、次のバスだと開演に間に合わないんだけど、、、と悲壮な顔をしていたらおっちゃんがどこかと無線を始めて「12番乗り場にドーム行きのバスが来るよ。6席空いてるみたい。乗る?」と調べてくれた。乗る!と即答して無事バスに乗れた。ありがとうおっちゃん。

札幌ドーム到着

札幌ドーム

途中で渋滞に巻き込まれ、札幌ドーム近辺に到着したのが15:40くらい。そこから走ってなんとか開演5分前にドームの北ゲートに到着。埼玉と北海道の距離でこんなギリギリってあるんだ、、、

妻と娘が無事に入場したのを確認し、公演終了予定時刻の18:30までフリーになったので、まずはスープカレー屋に向かう。

俺の北海道旅行、開始。

ラマイ

「スープカレー 札幌ドーム」で検索すると出てくるのがラマイ。店舗も道内にいくつかあって評価も高い。場所は札幌ドームから徒歩3分くらい。

ラマイ入り口

ラマイの入口。ちょっと入りにくい、、、。店内は暗めの照明で落ち着いた雰囲気。スパイスのいい匂いが漂っている。席に通され注文をする。

ラマレモン

まずはラマレモン(ラッシー&レモン)。ジョッキ。濃厚で甘さ控えめ。ほのかな酸味がおいしい!

チキンスープカレー

そしてお目当てのスープカレー。辛さは10段階のうちの5。この後ラーメンを食べに行く予定だったからライスは少なめ。カレー自体にタマネギやジャガイモなどがホロホロと溶けていてスパイスの若干のジャリジャリ感もあって複雑な味&心地よい辛さで体がジンワリ温まる。チキンもモモ一枚入っていてホロホロ。付け合わせの素揚げ野菜たちは全て甘い。ずっと食べていたいくらいおいしかった!

キンタマーニ

ちなみにライス大盛のことをキンタマーニと呼ぶ。

中華そばカリフォルニア(行けなかった)

腹八分めで次の目的地「中華そばカリフォルニア」に移動するためスマホで調べたら定休日、、、マジかー。

近辺でラーメン屋を探すもどの店舗も結構遠い。タイムリミットまで残り2時間。妻と娘から託された仕事もあるし、移動時間を考えると厳しい、、、残念だけどあきらめよう。

俺の北海道旅行、ここでだいたい終了。

札幌ドーム→空港への移動ルート確保

妻と娘から託された仕事が、札幌ドームから新千歳空港までの移動ルートの確保。移動ルートは電車、バス、タクシーの3択。場所や乗り方は事前にネットで調べてはいたんだけど、今日は5万人が移動する日だし、現場に行かないと分からないこともあるし足で調べるのは大切。ネット情報を鵜呑みにするなよ。

まずは電車ルートをシミュレート。札幌ドームから最寄り駅まで徒歩10分、改札までは細い地下道を5分。公演を終えたお客さんのほとんどはこのルートを使うはずで混雑することは容易に想像できる。却下。地上に戻る。

福住駅ビル

(駅ビル内を散策。改装中でテナントも人もいない。前転とかしても怒られない。しなかったけれど)

次にバスルートをシミュレート。空港への直通バス乗り場はさっきのカレー屋の近く。これに乗れれば一番いいんだけど最終バスが18:40頃。ここも間違いなく人が殺到するし乗れなかったら帰れない。却下。

札幌ドーム近辺をウロウロ

(時間があったので見知らぬ土地を一人でウロウロした。日曜の夜で人通りもなくお店はほとんどあいてない。風が冷たく道路に雪が残っていて、北海道にいるんだなあとしみじみした。今回の旅行で一番良かった時間)

最後にタクシールートをシミュレート。タクシー乗り場は普段の場所とは全然ちがう、会場からかなり離れた駐車場に臨時で作られていた。事前に調べておかないとたどり着けないと思った。あぶねー。乗り場には既にタクシーが30台くらい待機している。タイミングにもよるけれど、確実に乗れるのはここしかない。ということでタクシールートに決定。

妻と娘にタクシー乗り場への行き方と18:30を過ぎても来なかったら先に乗って周辺をウロウロしている旨をメールして乗り場で待機。

と思ったら、18時過ぎにお客さんが続々と乗り場に現れた。混雑回避で公演途中で退場してきた様子。こりゃ先にタクシー捕まえておいたほうがいいなと判断しタクシーに乗り込み「連れがくるまでしばらくその辺をグルグルしてもらっていいですか?」と運転手に伝えるとメチャクチャ嫌な顔で「え~それは困るなあ~」と言われたんだけど「目的地は新千歳空港なんですけど」と伝えるとパッと顔が明るくなり「あー、んじゃちょっと出したところでハザード出して停車しますね」と態度が一変した。わかりやすい。まあ、儲かるしね、、、

さらば北海道

講演後でホクホク顔の妻と娘とタクシーで合流し、高速を使って空港に19:30着。出発まで1時間ある!お土産買うぞ!と思ったら、売り場全体が20時で閉店とのことでお土産屋さんのほとんどが店じまいを始めている。

鮭のルイベ漬"

どうにかこうにか鮭のルイベ漬だけをゲット、、、もっと買いたかった、、、(めっちゃうまかった。一晩でなくなった)

到着が成田じゃん

搭乗手続きを済ませたところで問題発生。到着空港が羽田ではなく成田だった。えっ。羽田と成田は移動時間が1時間くらい違う。22時過ぎに成田到着では確実に家に帰れない、、、

ダメもとで終電を調べたらスカイライナーに乗れば終電で帰れることが判明。速攻でスマホからスカイライナーの座席を予約した。スマホ最高。インターネット万歳。スカイライナー世界一大好き。

成田空港に着き、700m先の駅に競歩で移動、スカイライナーにどうにか乗り込み、終電で地元の駅に着いたのがで0:30。マジ頑張った。歩数計を見たら今日だけで26,000歩。マジ頑張った。

北海道らしい経験がスープカレーだけだったけれど、家族でバタバタする旅行も終わってみたら楽しかったからOK。次はもっと時間に余裕をもってゆっくりのんびり北海道を楽しみたい。

集合写真


mugbum at NINE SPICES (2024.11.09)

FILMLETS のレコ発ファイナル企画「TEMPORARY CONTEMPORARY vol.1」に出演した。


OTHERSIDE

OTHERSIDE

ダウンチューニングされたギターとベースから鳴らされる轟音、その中をゆらゆらと儚く漂うボーカル。MCは一切なし、照明も青一色、曲間も音が途切れることなく雰囲気バツグンの濃密なステージだった。

mugbum

今日はカバーを1曲やりました。楽しかった!

Acle

Acle

ギターの絡みをはじめバンド全体のアンサンブルがとてもよくて、ボーカルさんの伸びやかな歌声とキャッチーなメロディも、出すところで出す爆発っぷりも全部かっこよかった。手練れ。

FILMLETS

FILMLETS

FILMLETS は昔ヒソミネで対バンして知り合って、うちの企画にも出演してもらったことがある。そこから4年くらい経って久々に対バン。誘ってもらえてとてもうれしい。彼らはここ1年レコ発ライブを何本もこなしてバキバキに仕上がっていて、リズム隊もさることながら特にギターボーカル川島くんの安心感といったらなかった。楽曲も方向性がはっきりしていて粒ぞろい。かっこいいわ、、、


今日の対バンの皆さん、我々より一周り以上若いんだけど、揃いも揃って演奏に長けた人たちばかり。ちくしょーくやしー!と感じたので俺もまだまだ伸びしろがあるはず、、、がんばろう。

見に来てくれた知人から納豆うまい棒の差し入れを頂いた。ごちそうさまでした!

納豆うまい棒


On Cloudflow 4

ランニングシューズを新しくした。On の Cloudflow 4。

On Cloudflow 4

以前履いていたシューズも On だったんだけど、ソール部のクッションが削れて役割を果たさなくなり接地面のバランスも悪くちょっとした段差で足をくじいたりが何度かあったので買い替えた。2年くらい履いていた気がする。おつかれさま、、、

On のソールが削れている

今回もオンラインショップでサイズと色だけ決めて買った。Onの靴は自分の足にあっているようで、サイズさえ合っていれば痛みが出たり靴擦れしたりということはない。今回のものも履いてみた感じは問題なし。探せばもっと軽いものや機能性の高いものもあるだろうけど、まあいいじゃないですか。

今月はハーフマラソン(通称自殺未遂)、年明けにフルマラソン(通称自殺)が控えているので、こいつで生還したい。


ROLANDのトークショー

ソフィア祭に行ってきた(※上智大学の学園祭は「ソフィア祭」と呼ばれることを知った。世の中知らないことばかり)。

お目当ては運よくチケットをゲットできた ROLAND のトークショー。「俺か、俺以外か」のROLAND。

ROLANDのトークショーの看板

発券番号は300番台。チケット全体で700枚だから真ん中当たりの座席かなーと思ったら客入れが特殊で運よく前から2列めになった。めっちゃ近い。

目の前がステージ

時間になり、司会者がでてきてまず挨拶。こういうのってプロを雇うのかと思ったら放送部の4年生とのこと。

次に満を持してROLANDが登場。顔が3cmしかない。1メートルくらいの厚底の靴をはいていて身長が3メートルくらいある。笑うたびに口元から白色電球100ワットくらいの光が漏れる(※個人の感想です)。

トークショーの冒頭は、ROLAND がホストを目指したきっかけだったり、なぜ起業しようとしたのかとかだったり、大学のトークショーってこともあり真面目な話から始まったけれど、中盤以降の質疑応答コーナーではROLAND節がさく裂しまくっていた。詳しくは書かないけれど、1分に1回は客席が沸いていた感じ。

彼は言葉づかいがとても丁寧。ら抜き言葉も使わないし、年齢性別にかかわらず敬語を忘れない。ただ、要所要所にヤンチャ言葉を混ぜて笑わせたり、難しい言葉を使わず、きちんと言葉を選び、よどみなくなくスラスラと喋るスキルはさすがプロだと思った。

最後は、抽選で選ばれた3人とステージ上で握手をして終了。あっという間の1時間だった。

ROLANDはもちろんだけど、司会者の現役生もすばらしかった。終始落ち着いていて声も聞き取りやすいし、ROLANDを前にしても怖気づかずステージ度胸もあり、会話の流れをすくいとって自分の言葉でしっかりリターンもするし、、、将来は是非アナウンサーなどの声を使った職に就いてもらいたい。

トークショー後は模擬店をうろうろして焼き鳥やチヂミや餃子や焼き鳥を食べ、オーケストラ部の演奏を聴き、夕方くらいに地元に戻り焼き鳥を食べて寝た。

ソフィア祭はいい天気でよかった