娘の七五三用のDVDがほぼ完成したので妻に見せようしたら「私にもみせて!」と娘もやってきたので3人で上映会をした(※うちの地元の七五三は結婚披露宴と同じ形式で行われる。このDVDは娘のお色直しのときに流す用として作成した)。
出産から始まり、夜泣きを経て、つかまり立ち、歩きはじめ、保育園に入り、うんぬんかんぬん。ふむふむ、我ながらいいものが出来た気がする。少なくとも両親や義父母はよろこぶはずだ。
と、娘が鼻をすすりだした。顔を覗き込むと、鼻を赤くして目に大粒の涙を溜めている。どうしたの!?って聞いたら「わかんない、なんか、うれしいのに、涙が、でるの、ウワーン」と堰を切ったように泣きだしてしまった。
娘は今まで「いたい」「くやしい」といった感情で涙することはあっても「うれしい」という感情で涙したことはなかったと思う。でも、今日はじめて「うれしくて泣く」という感情を理解したようだった。
それを隣で見ていた妻が「そっか、うれしかったんだ、そういうときはいっぱい泣いていいんだよ」と娘をギュッと抱きよせたところで、俺もなんかもうダメだった。ウワーン。
いったいなんなんだちきしょう。育児は最高だ。