さっきフェースブックを開いたら右上に「今日は親友の誕生日です」と表示された。
親友は1年半前にこの世を去った。でもアカウントはそのまま残されている。
去年の誕生日のときも「今日は親友の誕生日です」と表示されたけど、そのときは書き込む言葉が見つからなかった。でも今年は普段やってるような感じで書き込んでみた。
俺の中から親友の記憶がなくなることはないけど、節目節目であいつを確認する作業は大切だ。
そしたら何人かが同じように書き込んできた。「誕生日おめでとう!」「連絡とりたいんだけど~」などなど。
彼らは親友の死を知っているのだろうか。知らずに書き込んでいるのだろうか。
インターネットは優しく残酷だ。