明治20年(1887年)に建てられた実家を取り壊すことが決まった。
実家には建物が2棟ある。ひとつは普段生活している平屋、もうひとつは精米機械が置いてある作業場(※昔は精米所を営んでいた)。
まずは物置と化した作業場を年内に解体する。平屋の解体は年明けて春くらいになるだろうか。
実家の解体、両親はすごく寂しいだろう。特に父は生まれて70年近くずっとこの家で過ごしてきたんだから、今回の決断は相当な勇気が必要だったと思う。
でも当の本人達は楽しんでいる様子もあり、解体したらカッコイイ家を建てよう、研究室が欲しい、箱庭みたいの作りたい、なんて好き勝手言っている。
今の家はかなりボロボロで隙間風が酷いし床が抜けたりする。両親は歳相応に元気とはいえ若くはないし、終の住処として快適に過ごせる家を望んでいるのかもしれない。俺も金銭面含め手伝えるところは手伝ってあげようと思う。
そういや作業場の中には全然乗ってない モトコンポ が放置されてるんだけど、処分しちゃうの?って聞いたら、ちゃんと税金払ってるしナンバーも付いてるわ、捨てるわけないだろ、勿体ない、って言ってた。あれは残すべきだ。