自分の場合は、もし息子が小・中・高で酷いイジメに遭ったりでもしたら、金属バット持って学校にも相手の家にも乗り込んで行くつもりだった。家族を守ることで犯罪者になるのに微塵の躊躇も無い。幸いなことに、そうはならず大きく育ってくれたが。
— 平蔵さん (@heiz00) 1月 24, 2013
ただ息子は生来おっとりした性格だったから、小2までは悪い友人に都合よく扱われたりすることがよくあった。なので小3から空手を習わせた。ついでに僕も30半ばで空手を始めた。一緒に大会にも出たりした。気弱だった息子も毎週組手をするうちに、だんだんと自分に自信が出てきたようだった。
— 平蔵さん (@heiz00) 1月 24, 2013
息子が小4のとき、こんなことがあった。うちは当時ボロボロの小さな借家に住んでいたのだが、それでも息子は自宅に友達を呼ぶのが大好きで、その日も学校の帰り道に家の前で「俺んちでゲームしようよ!」と何人かを誘ったらしい。その中に口も性格も悪いイジメっ子ぽい奴がいた。
— 平蔵さん (@heiz00) 1月 24, 2013
そしてその悪ガキは、「お前んち、汚いから行くのイヤやわ!」と言った。ちょうどカミさんが、物干し場から黙ってその光景を眺めていたのだ。すると今まで一度もキレたこともなかった息子が、無言でそいつの顔面を突然ブン殴った。そいつは吹っ飛んで、地面に突っ伏しながら泣いたという。
— 平蔵さん (@heiz00) 1月 24, 2013
俺は夜、その話をカミさんから聞いて「よくやった息子よ…もう安心だ」と誇らしい気分になり、泣きながら酒を飲んだ。その後、息子は中学に上がってサッカー部に入ってからは空手をやめた。自分はそのまましばらく続けながら、チビッコ達に教えたりしていた。今はもう全然行けてない。終わり。
— 平蔵さん (@heiz00) 1月 24, 2013