2011-10-02 めんどくせ
隣に住んでるババア(以下ババア)が「昔あんたのじいちゃんに50万貸したとうちの死んだじいさんが言ってた。だから50万返せ」と訪ねてきた。
さっそく入院中のじいちゃんに確認したところ「40年くらい前に確かに金は借りた。が、都合がついて結局使わずに次の月にそのまま全額かえした。むこうも受け取った。終わった話だ」とのこと。
って話をババアにしたところ「うちのじいさまは確かに貸したって言ってんだ、返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ」
らちがあかないので「いやいやババア、もう終わったことだとうちのじいちゃんは言ってるんだよ。つうかなんで40年も前の話をいまさらしてくるわけ?」と言ったらババアは帰っていきそれ以来こなくなった。
で、うちのじいちゃんは死に、葬式やって告別式やって49日終わったあたりで、またババアがやってきて言った。「50万はあきらめるから、おたくんとこから借りてるあそこの土地、うちの名義にしてくれよ」と。
土地の所有者はうちだし税金ももちろんうちが払ってる。ただ、その昔うちのじいさんが畑をやりたかったババアに軽いノリで貸したっ「ぽい」。「ぽい」っていうのはババアの説明しか判断材料がないため。当時を知ってるのがもうババアしかいない。
50万円は返したって言ってんだろ、そもそも名義変更とか意味がわからん、お帰りください、と言って突き返すと今度は「もうどこでもいいから土地くれ土地土地土地土地土地」とババア。
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ということが実家のほうでしばらく続いていたため、母がノイローゼになり原因不明の頭痛と血尿でたりしてた。
今はババアの息子さんが介入してくれて落ち着きをみせてるんだけど、金の貸し借りが分かる書類が残ってたらこんな面倒なことにはならなかったんだろうなと思う。
まだまだババア地獄は続いている。
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実家らへんは田舎で、昔は隣近所全員家族みたいな感じだったんだろう(今でも「組合」という仕組みが残されていて結婚式や七五三は隣近所集まって盛大にお祝いする)。
当時はお互い信頼関係ができてたんだろうし、書類なんて面倒なものは作らなかったんだろうな。それで十分まわってた。
でも今のこのご時世、それじゃうまくいかないわな。メモするべきだし録音取るべきだし書類作るべきだしそもそも金なんか借りるべきじゃない。
あーめんどくせえめんどくせえ。ババアしなないかな(本音)