さいたまマラソンに参加した。
本番前日にマラソン大会の運営から「低体温症に気をつけて。ご自身の生命を守りましょう」と注意喚起のメールが届いたとおり、当日の天気は気温5度、雨、北風という過酷なコンディション。
参加辞退も考えたけれど、一緒に走る知人が「思い出作りのためにスタートラインには立つ!」とのことでとりあえず現地に向かった。今回ばかりは前向きな途中リタイヤも念頭にいれつつ。死にたくないし。
マラソン大会に出るときは必ずバンドTシャツを着る。今回もSUMACのTシャツを着た。雨対策として100円ショップで買ったゴミ袋みたいなポンチョを被り、シューズと衣類に防水スプレーを吹き付け、足裏と肌が見えている部分には撥水・保温のためにワセリンを塗りまくった。
9:00にスタートの号砲が鳴る。ただ、実際のスタート地点を通過するまでは15分ほどかかった。この15分で結構身体が冷えた、、、
いざ走り始めると思っていたほど雨が気にならない。ポンチョも役立って何なら少し汗ばむくらい。おお、これは結構いけるかも。
、、、と思ったのは最初の10kmくらいでやっぱり雨はつらかった。ポンチョの隙間から雨が入って結局は全身びしょびしょになり風を受けるとすぐに身体が冷える。特に手がやばくて、かじかんで全く言うことが利かない。給水所のコップを何度も落としちゃったし、スマホのパスコードを何回も打ち間違ってロックされる始末、、、なので今回は走っている最中の写真が一枚もない。
周りに何もない吹きっさらしのコースが特にキツくて、向かい風でスピードが出ず、でもダラダラ走っていると身体が冷えるから、とにかく腕をブンブン振って身体を動かすことに専念したり、、、寒いし疲れるしで辛かった。
途中で歩いたりしたものの、リタイヤすることなく気合と根性でどうにかこうにかゴールにはたどり着いた。
ネットタイムでは4時間52分。目標は5時間を切ることだったからとりあえず目標は達成。
フルマラソンって30キロを超えたあたりで身体が悲鳴をあげ始めて「なんで俺はこんなことをやってるんだ?意味あるのか?」と自問自答フェーズに入るんだけど「仕方ないからあの信号までがんばるか」「次はあの歩道橋までがんばるか」を繰り返し、毎回どうにかゴールしている。
ゴールすると「俺だってやればできるじゃん‼」という達成感で満たされる。日々の生活でここまでの達成感に満たされることってそうそう無いから、そのために毎回苦しい思いでマラソンしているのかなあと思っている。
会場を出たあと、知人(※無事に4時間30分でゴール)と待ち合わせて串カツ田中で乾杯した。メガジョッキが胃袋に沁みる🍺
一晩あけて、ふともも・足首・ヒザにガタがきている。しばらくは安静に過ごします、、、
≪ 2025-03-19
ImageMagick と Potrace を使ってPNG画像をSVG画像に変換する(※Adobe Express を使った方がいい)
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AIチャットボットを使い始めた