語学研修(※)のために2週間ほどイギリスに渡航していた娘が無事に帰国した。
(※)世界中から集まった同世代の子たちが寮で共同生活をするというプログラム。共通言語は英語。
朝7時の飛行機到着に間に合うよう家を出て、空港の到着ロビーで待つこと30分、スーツケースをガラガラ転がす娘と合流。 再会の挨拶がナイストゥミーチューだったらどうしよう(いや、いいんだけど)、メチャクチャ暗い表情で現れたらどうしようと思っていたら「おー!パパー!ヤッホー!」と笑顔で出てきた。普通だ。
空港でちょっとお茶をして、電車に乗って帰る間、娘の口からマシンガンの如く放たれる話にずっと耳を傾けていた。
イギリスの気候最高、日本暑すぎヤバイ、ルームメイトに推しメンを見つけた、推しメンに一緒に写真撮ろうっていったら僕写真苦手なんだゴメンねって断られて悲しかった、でも推しメンはすごくジェントルマンですぐドアを開けてくれたりするんだ、ルームメイトみんなでディスコに行った、呪術廻戦に詳しいフランスのルームメイトとアニメ話で盛り上がった、イタリアの〇〇ちゃんと友達になり連絡先を交換したかったけれど連絡先がインスタだけだった(娘のスマホにはインスタは入っていない)、寮のご飯は濃い味付けでおいしかった、日本食はなかったが問題なかった、ラーメンだけ無性に食べたくなった、夜にこっそり寮を抜け出して他の寮に忍び込んで怒られた、ホームシックにはならなかった、毎日が充実していて帰りたくなかった、
などなど、青春話が次々とあふれてでてきて、総評「超たのしかった!」とのこと。
一人娘だし、蝶よ花よとまでは言わないまでも甘やかして育てている自覚はあり、旅立つ前はやはり心配で、娘自身も相当不安を感じていたようだけれど、杞憂に終わってよかった。異文化にもたくさん触れられたようで、たった2週間会わなかっただけなのに、会話の端々に出てくる単語や表現に成長を感じて嬉しくなった。
下の写真は、娘が撮影した唯一イギリスっぽいやつ(ビッグベン)。他はほとんどルームメイトとの写真ばかり。それもまた青春。