犬ターネット

ケアンズ、キュランダ

2018-11-26 旅行

週末家族旅行の日記。写真が多くて長い。


木曜

出発日。18時に成田集合のため、娘の学校が終わった瞬間に駅ダッシュして目当ての電車に飛び乗る。途中で人身事故が発生して電車が止まりマジなんなんだよクソと愚痴りながらホームや改札をダッシュしまくってなんとか集合時間に間に合った。危なかった。めっちゃ疲れた。

20時に成田発。そのまま機中泊。疲れたのに全然眠れない。つらい。


金曜

朝の4時にケアンズ到着。気温は25度で蒸している。昼間は32度まで上がるとのことで半袖半ズボンに着替える。眠いし疲れているので遠出はせずにその辺をのんびり散策することにした。

ホテルの目の前がヨットハーバーになっていた。

町並みはこんな感じ。高い建物がなくてよい。そこらじゅうの木にでっかいコウモリがとまっていてキーキー鳴いている。

ちょっと歩くとオープンしたての水族館があった。現地ガイドさんが「入場料が高い割に大したことない」と言っていたけれど、綺麗だし全然人がいないし涼しいしでメッチャよかった。俺の好きなエイもいた。

ホテルのプールでものんびりした。人が全然いなくて最高。

ケアンズ自体はとても小さい街だから2,3時間も歩けば1周できる。適当にハンバーガー屋さんに入ってビールのんでぶらぶらしてビーチでボーッとするのが良い過ごし方かもしれない。ただし物価が高い。500mlのペットボトルが450円とかスニッカーズ1本200円とか。お金がすぐなくなっちゃう。あとお酒を売っている店が限られる。ホテル近辺だと酒屋が1件のみで夕方からしか開かない。お酒を飲みたかったら飲食店に入らないとダメ。

XXXX(フォーエックス)というブランドのビール。700円くらいだったっけか。日本でいうところのアサヒとかサッポロみたいな有名どころ。飲みやすい。

ハンバーガーはこんな感じで2,000円くらい。粗挽きで肉々しくて美味しい。

左下:ワニの竜田揚げ風、左上:カンガルーのステーキ、右上:オージービーフのステーキ。ワニは歯ごたえのある鳥肉という感じ。カンガルーは臭みがなくてジューシー。オージービーフはザ・肉。全部美味しかった。

お土産に買ったワニジャーキーとカンガルージャーキー。味見はしていない。

ホテルのフロアマップの形がなんかアレですね。

21時頃に限界が来て気絶するように寝た。


土曜

1日観光の日。ロープウェイで山を登り、キュランダ鉄道に乗ってケアンズに戻るツアー。キュランダ鉄道は「世界の車窓から」のオープニングにも使われた有名な鉄道。

朝の9時にホテルを出発、山の麓からロープウェイに乗り40分ほどかけてキュランダ駅まで移動。眼下には見渡す限りの森。めっちゃ良い。ちなみにこのロープウェイは地元の大金持ちが自腹で30億円かけて作ったものらしい。

山頂に着くと小さな動物園があって、放し飼いのカンガルーに触ったり(かわいい)、コアラを抱っこしたり(超かわいい)。コアラは絶滅危惧種指定されたためケアンズでしか抱っこできないらしい(2018年11月現在)。来年は抱っこできなくなるかもしれない。ちなみにコアラは「干した布団」みたいなにおいがしてよかった。

写真を撮り忘れたんだけど、葉っぱの表面に小さな無数のトゲがあり、皮膚に刺さるとその毒で腫れ上がり、毛抜きじゃ抜けないから肉を削ぎ落すしかなく、痛みも2年くらい続くという世界第何位かの危険植物ギンピ・ギンピがその辺に生えていた。怖い。下の写真はバナナの花です。

動物園を後にして、キュランダ鉄道にのり2時間かけてケアンズまでおりていく。絶景ポイントが近づくと速度を落としてくれるのでいい写真が撮れた。ちなみにキュランダは世界遺産認定されているため、例えば撮影中に車外にスマホやカメラを落としたとしても拾いに行くことができない。申請してもムダ。行く人は気をつけよう。

夜はホテルのプールサイドでパーティ。アボリジニ(たぶんバイト)のダンスを観ながら酒を飲み、最後は一緒に踊ったりした。充実した1日だった。


日曜

帰国日。写真は朝食バイキングの様子。どの料理もハーブが効いている。独特だけど美味しい。

9時にホテルを出発、12時にケアンズ発、19時に成田着。自宅に着いたのは夜22時頃。娘は泣きそうになりながら宿題を済ませ、俺と妻は洗濯機をまわしまくり、ようやく旅行終了。

ケアンズは物価が高いのを除けば、時差が1時間しかないし、死ぬほど遠いわけでもないし、食事も美味しいし、治安もいいし、「何もしない」をしにいくにはいいところだと思った。妻も娘も大満足だった。またお金を貯めて行きたい。おつかれさまでした。


公開家計簿

バンド練、ハーフマラソン