お客さんから「これこれこういう機能を追加した場合の予算感ってどのくらい?」と問い合わせをうけることが結構ある。
その場合、まずは見積なんか作らずに実装する。既存システムの機能追加程度であれば集中すれば数時間で実装は終わる。
その後、実装にかかった時間×20くらいでお客さんに見積もりを出す。多くても4,5日程度の予算感だからだいたい通るし、もうちょい安くしてと言われても簡単に下げることができる。なぜなら実装が終わっているから。
いざ納品ってときも、4,5日かかるはずだったものが1日で納品できるから、お客さんは「仕事が早い!」と評価してくれるし、仕様変更が入ってもぜんぜん余裕がある。
見積もりを出したあとでお客さんが「やっぱり機能追加やめました」と手のひらを反しても、それはそれで実装した経験がスキルの底上げにつながるからOK。
ということを5,6年続けた結果、仕事を早くこなすことができるようになり、仕事そのものも増えていき、言い値で見積もりを通してくれることも多くなった。やっぱり地道に積み重ねていくことが大事だ。
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