2016-01-07 rec
mugbum (ムグバン) レコーディング3日目。今日はいよいよ歌の録音。場所はひきつづき ツバメスタジオ。お世話になります。
ビルの入り口でツバメではなく鳩に睨まれた。
エンジニアの君島さんに年始の挨拶をすませて録音準備にとりかかる。ボーカルの録音は人生初(ほとんどの人が人生初だろうけど…)。録音ブースにはマイク2本、ツバよけ、吸音材などがセッティングされており、うおープロっぽいと思った。ギターの録音のときも思ったんだけど、マイクを二本立てて録音するってのがスタンダードなのだろうか、それとも君島さん流のやりかたなのだろうか。特性の異なるマイクで録音してミックスするとなんかよさそうってのはなんとなくわかる気もする。
さていよいよ歌の録音。まずはウォームアップがてら曲に合わせて声をだしてモニター環境や歌うときの姿勢を確認。モニターは普段通勤のときに使っているイヤホンを使った。歌うときの姿勢は「右足が前、左足が後ろ」っていう立ち方がしっくりきた。俺以外どうでもいい話。
さいしょは、通しで何回か歌って良いテイクを採用する感じで~と軽く考えていたんだけど、人生そんなに甘くなかった…。録音して初めて気がついたんだけど、俺はピッチがやや上ずる傾向にあり、滑舌が悪く、声が震える。ボーカル三重苦。バンドを始めて1年、適当に歌ってきたツケがここでまわってきた…。
ということで、君島さんの提案でパーツごとに録音して組み立てていくやりかたをとった。Aメロだけ、サビだけ、とか。単語のみ録音して組み立てるケースも。
歌に自信があるわけじゃないけれど、この1年バンド歌ってきて、徐々に声も出てきて、ライブでギリギリおひろめできるレベルにはあるだろうと思っていたから、いろいろショックでつらかった…。
でも、君島さんからアドヴァイスや叱咤激励や気合やお菓子などを頂き、4時間かけてどうにかこうにかメインパートだけは録音終了。体力とモチベーションを使い切ったため、コーラスパートは別日に録ることにした。
客観的に自分の歌を聴いて改めて思ったことは、歌はほんとうに難しいし声は天性のものだということ。EXILEの人たちって神クラスじゃなかろうか。もっともっと精進しないと。がんばろー…
(↓つらそうな顔をして歌う俺:撮影 君島さん)