2015-12-21 rec
mugbum (ムグバン) レコーディング初日。場所は 浅草橋ツバメスタジオ。エンジニアは君島さん。いつもお世話になっております。
13時にスタジオ入り。数日前にスタジオを改装した影響か君島さんがバタバタしていた。バタバタ君島さんと並行して楽器のセッティングを開始。
ドラムはツバメスタジオ所有の Canopus studio kit を使用。うちのドラマーが「すげーいい音… 欲しい…」と感動していた。ワンタムセッティングで、タムは口径の小さいものを使った。速いタム回しの場合は口径が小さい方がタイトに聞こえるとのこと。
ベースアンプは Selmer。gaji で君島さんが使っていたアンプ。昔はギターアンプもベースアンプもあまり違いがなかったらしい。アンプ直でもハリのあるいい音だったんだけど薄くサンズアンプを混ぜた。いい音だ。
ギターアンプは Emery Sound Superbaby という小型アンプ。このアンプ、コントロールが tone と volume しかない。で、tone は基本使わない。じゃあどこで音色を変えるかというと真空管。見ての通り真空管を簡単に抜き差しできる構造になっている。3,4本真空管を差し替えていい感じのクランチ音を探した。キャビはオリジナルのものよりもローとハイが締まって聴こえるものを使用。
エフェクターは普段どおりに OneControl SROD → MXR Carbon Copy Analog Delay → MXR microamp。MXR microamp は Gain を最少にして常時 Onに。中高域がほんの少し持ち上がって、音にハリとツヤが出る。アンプヘッドとキャビの間に茶色のコンボアンプがあるんだけど、結構ファズっぽい音だったから今回は使わなかった。でもすごくいい音。オーバーダビングで使いたい。
ギターアンプとベースアンプは壁で仕切ってこんな感じに配置。
録音準備が整い、君島さんの「いつでもどうぞ~」の合図とともに演奏開始。いわゆる一発録り。お互いの顔が確認できるポジションに立って、せーのでえいやっ、と普段どおりの演奏を開始。体を動かして頭を振ってリズムに乗って。ノリと勢いは大事だ。
1時間弱でとりあえず全曲演奏終了。その後録音テイクを確認。1曲だけ動きが固い感じがしたからもう一回えいやっと録りなおしたのと、一部パンチインアウトで割り込み録音したのを除けば、98%はそのまま採用。
ある曲のリズムパートでシンバルがちゃんと鳴らずにカスってるところがあったんだけど、フォースの力により直ってしまった。フォースの力は3回くらい発動された。フォースの力は偉大だと感じた(※フォース = ソフトウェア)。
レコーディング初日は18時頃に終了。演奏時間自体は2時間弱くらいだったろうか。順調な進行だったしモチベーションをキープしたままいい演奏ができたと思う。君島さんのエンジニアリングにもかなり助けられた。
スタジオ後はいつものように世界の山ちゃんで打ち上げ。ビールがうめー。でも思いのほか疲れていたようで、帰宅してパソコンデスクに座ったらそのまま寝落ちした。寝落ちなんていつぶりだろ…
とりあえずベーシックな部分は録り終わったけど作業はまだまだ続く。次回はギターやパーカッションのオーバーダビングの予定。楽しみだ~