犬ターネット

Archive : 2026年10月

Oracle DBサーバのディスク容量が0%になっていたので対応した

ステージング環境の Oracle DBサーバの応答が全部エラーになっていて確認してみたらディスク容量が 0% になっていた。まずい。

dnf clean all を実行してDNFパッケージキャッシュを削除し、少しでも空き容量を確保しようとしたけれど、以下のように lockファイルすら作れないために失敗。いよいよまずい。

dnf clean all

[Errno 28] デバイスに空き領域がありません: '/var/lib/dnf/rpmdb_lock.pid' 

しかし、こここういうときこそ、あ、あ、あああ焦らずに作業、、、

まず、でかいファイルで削除できそうなのを探すため、以下コマンドを実行し、ルート配下の 100MB以上 のファイルを一覧表示してみる。

find / -xdev -type f -size +100M -exec ls -lh {} \; 2>/dev/null

-rw-r--r--. 1 root root 2.2G  4月  1  2022 /root/work/oracle-database-xe-21c-1.0-1.ol8.x86_64.rpm
-rw-r--r--. 1 root root 111M 12月 18  2024 /var/lib/rpm/Packages
... (略) ...

2.2Gのファイルがある!oracle-database-xe-21c-1.0-1.ol8.x86_64.rpm は Oracleインストール時に使った rpm ファイルで不要なので速攻削除。

2Gの空きが出来たところで再度 dnf clean all を実行して無事に成功。DBの応答も復活した。まずは一安心、、、


原因は Oracle を何も考えずにディフォルト設定のまま使っていて、不要なログとかが溜まっていたため。また同じことが起こるとダルいから対策を考える。

まず、/opt/oracle/diag/ 配下にある7日以上前のトレースファイルやログを削除。これらのファイルは削除してもデータベースの動作には影響しない。

# 7日以上前の .trc / .trm ファイルを削除
find /opt/oracle/diag/ -type f \( -name "*.trc" -o -name "*.trm" \) -mtime +7 -exec rm -f {} \;

Oracle側の設定も変更し、自動生成されるトレースログやアラートログの保持期限を短くする。

# oracle ユーザーに切替
su - oracle

# ADRCI ツール起動
adrci

# ホームを設定
adrci> set base /opt/oracle
adrci> show homes
ADR Homes:
diag/rdbms/xe/XE
diag/clients/user_oracle/host_61728193_110
diag/tnslsnr/localhost/listener 

# 各ホームごとに保持期間を変更
# LONGP_POLICY : 30日 (720時間) 
# SHORTP_POLICY : 7日 (168時間) 
adrci> set homepath diag/rdbms/xe/XE
adrci> set control (LONGP_POLICY = 720)
adrci> set control (SHORTP_POLICY = 168)
adrci> set homepath diag/tnslsnr/localhost/listener
adrci> set control (LONGP_POLICY = 720)
adrci> set control (SHORTP_POLICY = 168)

# 終了
adrci> quit

crontab にもトレースログおよび監査ログの定期削除処理を追加する。以下の内容で削除スクリプトを作成し、実行権限を付与。

mkdir -p /root/work/sh/
vim /root/work/sh/clean-oracle-logs.sh
#!/bin/sh

# 7日以上前の Oracle トレース・メトリックファイルを削除
find /opt/oracle/diag/ -type f \( -name "*.trc" -o -name "*.trm" \) -mtime +7 -exec rm -f {} \;

# 30日以上前の監査ログを削除。これも削除してもデータベースの動作には影響なし。
find /opt/oracle/admin/*/adump/ -type f -name "*.aud" -mtime +30 -exec rm -f {} \;
chmod +x /root/work/sh/clean-oracle-logs.sh

最後に crontab に登録して毎日朝5時に実行させる。

crontab -e

0 5 * * * /root/work/sh/clean-oracle-logs.sh > /dev/null 2>&1

これで大丈夫だろう。

ステージング環境だったからよかったものの、本番環境だったら謝罪&始末書&下手したら賠償ものだった、、、怖ッ


こういったトラブルシューティングって今はAIが全部教えてくれるから日記に書くまでもないんだけど、アウトプットすることで手順の再確認ができて記憶に定着するし、また同じようなことが起こったときに(そういや日記に書いてたっけ)と思い出すことができる。そしてそれは自分で理解しながら作業した内容でかつエビデンスがあるから安心して参照できる。

最近読んだ 「AIでコード生成は加速、でも人間の確認が追いつかない問題。t-wadaが示す「レビュー解体」という答え」 という記事中でも以下のようなことが述べられている。

AIに実装を任せ、テストや仕組みの確認を一部担ってもらうことはできます。しかし、そのコードが何を意味し、システム全体にどう作用するのかという「人間の理解」だけは、どこまで技術が進化しようとも委託することは不可能なのです。

「AIが言ってるから」はただの思考停止。いままでのインターネットと同じで、疑い、考え、確認し、理解していかないと、AI時代はサバイブできないよね~


最近読んでいる/読んだ本

スマホからSNSアプリを削除して1ヵ月。スマホを触っていた時間をギターやゼルダや読書に充てている。

最近読んでいる/読んだ本は以下の4冊。

最近読んでいる本


GOAT 2026 summer

GOAT 2026 summer

食をテーマにした話がたくさん載っている本。にんじんやお茶を使った紙を採用しているらしい。ということは非常時に食べられるかも。

たくさんの著名人や作家が食に関する話をいろいろな切り口から書いていて、空き時間に適当にパラパラめくっている。おもしろい。

夏はもう終わるのに、まだ3割くらいしか読めていない。


フッハッ!な純文

フッハッ!な純文

昔から現代までの作家の短編を掲載した文庫本。森鴎外や芥川龍之介に並んで知人も参加している。

昔の人の文はなかなかにとっつきにくいのだけど、この雰囲気が好きな人がいることもわかる。俺はクラシックなロックが別に好きじゃないけれどめっちゃ好きな人もいるし。これもまだ3割くらいしか読めていない。

知人が森鴎外や芥川龍之介の霊に怒られないことを祈る。


ザ・キンクス 4巻

ザ・キンクス 4巻

大好きな漫画家、榎本俊二のほのぼの?ファミリーマンガ。まだ完結していないけれど、間違いなく傑作になるでしょう。

ストーリー、コマ割りのセンス、手書きにこだわった書き込み、全部すごい。81ページのモチちゃん(※主人公一家の長女。表紙のメガネの女の子)の表情は今年一番の可能性が高い。これは既に3周くらい読んでいる。

マンガはデジタルで買うことがほとんどだけど(※小さい文字が見えにくくなってきており、、、デジタルだとパソコンのでっかい画面で観られるのが良い)、ベルセルクとザ・キンクスだけは紙本で買い続けている。


叔父は肩幅が1メートルあったらしい

叔父は肩幅が1メートルあったらしい

ツイッター(現X)で繋がった方が書いた本。彼女の書籍は1冊持っているので今回で2冊め。

引き出しの多さ(ほんとうに多い!)、わかりやすい言葉のチョイスと構成、予想外の展開にもかかわらず受け入れざるを得ない描写力の高さ、いとしさと切なさと心強さと他いろいろが複雑に絡み合う読後感、ス ゴ イ。こんなにも頭の中に映像が浮かんでくる文章は初めて。「たぶん、十年経っても、百年経っても、この物語の味は変わらない」と帯に書いてあるとおり、傑作。読み終わりたくなくて、最後の話だけ残して読むのを止めている。

表題作の「叔父は肩幅が1メートルあったらしい」を読みながら、この話を映像化するならエンドロールは People in The Box の「石化する経済」だな~と思った。Dear Mr.E ~♪


本を読むとすぐ眠くなってしまう奇病に侵されているため、長編にはなかなか手が出ないのだけど、こういったオムニバスや短編であれば気が向いたときに読めるので自分にはとても合っている。これからもいい本に出合えますように。


サーバーを移行した

10年間使っていたVPS(※バーチャルプライベートサーバー)がサービス終了するという告知があった。

[2026/9/30] 【VPSクラウド】サービス終了の案内 – お客さまサポート

このサイト運用ふくめunixの勉強やセキュリティ周りのお勉強など大変お世話になったのだけど、終了するなら仕方がない、、、引っ越し先を探さねば、、、

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ということで別のVPSを契約して移行した。OSは AlmaLinux を採用、ミドルウェアも最新にした。DBや自作ブログシステムがちゃんと動くか心配だったけれど、設定周りを調整するだけで、プログラム自体は修正なしで動いた。先を見越したコーディングをしておいてよかった。おれすごい。かっこいい。

サービス終了の案内がきてから、別のVPSを選定、サーバー構築、データの移行、DNSの変更、SSL証明書更新まで半日というスピード感でできた。もちろんAIに聞いたところもあったんだけど「これでいいよね?」って確認がほとんどで、ほぼ手癖でいけた。普段から手を動かしていてよかった。やっぱりおれすごい。かっこいい。

新サーバーは倍のスペックにした(※費用も倍、、、)。ローカルAIを動かすのは流石に無理だけど、いろいろ遊び倒したい。