犬ターネット
Archive : 2023年10月
BUCK-TICK アルバム感想 : HURRY UP MODE (1987)
BUCK-TICKの櫻井敦司が亡くなった。その佇まいから「魔王」などと呼ばれていたことは知っていた。ほとんど知らないバンドのボーカルではあったけれど、自分でも意外なほどにショックを受けた。その日は、唯一知っている「スピード」を何度も聴いた。
当時「スピード」を聴いたときに、その辺のビジュアル系とは違う匂いを感じたのを覚えている。つっても今調べたら「スピード」がリリースされたのは1991年で俺が超クソガキの頃だった。記憶は全くあてにならない。
ただ「スピード」はとてもかっこいい曲だし、周りにもBUCK-TICKを好きな知り合いも多いし、アルバムを出すたびにニュースになっていたような記憶もある。なので、気が向いたときに BUCK-TICKのアルバムを聴いて感想を書こうと思った。今日はその1回目。
HURRY UP MODE (1987)
湿った音像とアップテンポとチャキチャキバッキング、まさに当時の音、、、え、これが「スピード」に進化していくわけ?? しかし当時の俺は毎日校庭で鉄棒と縄跳びばっかりやっていたため、そんなことを知る由はなかった。
好きな1曲:FLY HIGH
これこれ、こういうダサめのギターフレーズで入ってチャキチャキカッティングでサビはみんなで歌おうソング。初めて聴いたのに初めてじゃないこの感じ、、、デジャヴ?というかアルバム全体そういう感じでありがとう、という気持ち。
特定コミットの差分ファイルだけzip化するgitコマンド(PowerShell用)
git archive と git diff の組み合わせで可能。
すこし帰省
先週末に日帰り帰省した。
実家の離れが老朽化しており、いつ倒壊してもおかしくないので、解体前に中のものを全部だす作業をしてきた。
父が学生時代に使っていた机の引き出しから恋文っぽいものが出てきたけど、見ずにそっと閉まった。
精米所を営んでいた時代に使っていた古い秤や、ハコスカのエンブレムなど、とにかく重たいものを運びまくった。
両親ともに70を超えてるし力仕事はどんどん頼ってほしい。老いては子に従え(命令口調)。
翌日に筋肉痛がきた。まだ若い証拠?
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父が仕事を辞めてそろそろ1年。辞めたきっかけは病気をしたからなんだけど、いままで仕事一筋で生きてきた父から仕事を取りあげたら生き甲斐がなくなってしまうのでは、ボケはじめたりしちゃうんじゃないか、みたいな心配をしていた。が、今のところ杞憂に終わっている。
今まで参加できなかった同窓会に顔を出したら旧友とのつながりが増えて毎週のように遊び歩いている様子。遊ぶといってもランチを食べたりたま飲みに行ったりごくたまにゴルフに行ったり。数か月に1回は旧友達と旅行にいってハメを外したりしているらしい。そこそこ忙しいようだ。
母はそんな父に対して怒るわけではなく、これまで頑張ってきたんだし、これからは楽しんでほしいっていうスタンスみたい。
仕事をしていたときと比べて、最近の父は表情から険がとれて電話で話すときも穏やかな口調になった。父の病気は完治する類のものではないし、いずれそのときはくるのだろうけど、それまでは楽しくすごしてほしい。