犬ターネット

Archive : 2024年01月

帰省

荷物整理のため、今年2度目の実家帰省。

縁側の廊下の板が張り替えてあったり、風呂場の抜けそうな床が綺麗になっていたり、帰省するたびに少しづつ実家がアップデートされている。今年は4つある和室のうち2つを板張りにしたいらしい。「この先10年くらい住む分にはこれで十分でしょ」と母は話していた。

父の運転する車にのって所用を済ませにいったんだけど、制限速度以下でノロノロ走ったと思ったら先を走る車との車間距離に気付いて急加速をしたり、世間話をしながら運転していたら赤信号に気付かなかったり(俺が「赤だよ赤!」叫んだらブレーキかけたけど)、明らかに運転の所作が衰えていると感じた。歳だし仕方ないよねという気持ちと悲しい気持ちが半々くらいある。

乾燥した鏡餅を砕き油であげて醤油をかけた「揚げ餅」をお土産にもらって帰宅。それをポリポリつまみ、酒を飲みながらこの日記を書いている。また明日から仕事。いろいろあるけれどがんばろう。


mugbum at hisomine (2024-01-14)

先月に引き続きヒソミネにてライブ。


knost universe

knost universe

アコギとルーパーを多用した弾き語りスタイル。張りのある声とボディを叩く等のパッカーシブなギタープレイ。こういう巧い人がライブハウスにはウジャウジャいるってのが面白い。

石山皓壱朗

石山皓壱朗

アンビエント系の演奏スタイル。vox のミニギターを優しく撫でると、ズモーという腹に来る低音と讃美歌のような美メロが流れる。音の粒子が目にみえるようないい空間だった。

Badger's Dream

Badger's Dream

ギター、ベース、ドラム打ち込みの2ピース。キャッチーなメロディと空間系の音に時折爆発するファズギターは完全に理解(わか)っている側の人たち。80,90年代を経由してきた我々世代にはクるものがある。最後に演奏した「バジャーズ・ドリームのテーマ」、ああいう曲すごく好き。

mugbum

写真を撮ってくださったみなさんありがとうございます!

今日は「力まずにやろう」ってことをコンセプトにしていたんだけど、事前のリハスタで歌いすぎたのか、力みすぎたのか、最後の曲で声がでなくなっちゃったんだけど、ドラムのイッチーが代わりに歌ってくれた。優しい。今度1000円あげる。


日曜の夜ってのもあり集客はほとんどなかったんだけど、それでも音楽が好きな人たちが集まって、ライブを観て、演奏後にお酒を飲みながらあーでもないこーでもないって音楽話ができる場ってのはとても楽しい。普通に社会人をやっていたら経験できないよなとライブをやるたびに感じる。バンドやっていてよかった。

バジャーズドリーム G/vo のtokiさんから「こういう音楽性の人たちって敷居が高くてとっつきにくそうなイメージがあるんだけど、ムグバンさんたちはいい人そう」って言われて笑った。そう、我々めっちゃいい人です。犯罪歴はありません。


ポーズ

仕事でやらかしてしまい、お客さんに謝罪をおこなった。

ご時世もありオンラインでおこなったんだけど、謝罪自体に慣れておらず「まままことにも、も、申し訳ございやせんっした」みたいに嚙みまくり、先方に「お前ふざけてんの?」と思われていたら嫌だなと思った。

テレビなどで見かける頭を深々と下げる謝罪会見、あんなんただのポーズで意味ないだろって思っていたけれど、いざ自分が謝罪する側にまわったら、やはり言葉だけでは限界があると感じた。客先に出向いて頭を下げるだけでも印象は全然違うなと。ポーズって大事。